フリーサイズの足趾伸展機能靴下の開発・実証

育成支援PJ

リンパ快足

【課題】 2006年に広島大学保健学研究科浦辺教授との共同研究で高齢者の転倒事故対策として遊脚中に足先が上がる転倒予防靴下を商品化しました。その後、2014年に本技術を基礎に県立広島大学看護学科井上准教授の協力で医療機器としてのむくみ対策靴下の商品化をおこないました。
一方、これらの商品は1㎝刻みのサイズ展開により効果を得る構造のため、使用者が適正サイズを選ぶ煩雑性を有していました。
特に震災時の避難生活者への支援活動の中で、当社の弾性ストッキングはエコノミー症候群対策に大変有効であるとの評価をいただいたのですが、同時に以下のようなお声もいただきました。

・ 締め付けがきついので履かせ難く、履きにくい
・ 足首並びに脹脛部の周径を測定するので、配布にあたりスタッフのサイズ合わせの負担が大きい
・ 化繊であるため皮膚障害を招きやすい

質感色感研究会での取り組み

これらの課題を解決するために、フリーサイズの足趾伸展機能を有したハイソックスを2024年2月より開発し、9月より医療従事者のモニタリングを井上准教授の指導のもとで実証しました。

そして12月に一般医療機器「リンパ快足」という商品名で商品化することができました。

質感色感研究会での気付き

質感色感研究会での成果を踏まえて、フリーサイズの足趾伸展機能を転倒予防靴下に応用することで、労災事故の観点での職場転倒予防に資する製品の開発に取り組みたいと思います。

参加企業

株式会社コーポレーションパールスター
(参加:2023年~)
広島県東広島市安芸津町三津4424
URL:https://www.corporation-pearlstar.com/

担当研究者

県立広島大学 井上 誠 准教授

研究課題

フリーサイズの足趾進展機能を有した靴下の開発